トレーディングデスクTrading Desk

トレーディングデスクの場合、配信部分は、運用型広告を専門に担う部隊が全体のコントロールを行い、クリエイティブ運用(バナー広告やLPO等)やデータ運用を行っていきます。

データに関しては、DMP等で作ったユーザーセグメントに基づきターゲティング配信を行っていきます。運用型広告では、「誰に」「どんなメッセージを」「いくらで、どのくらい」広告接触させるのかを任意で設定変更することが可能です。

ターゲティングを最適化するために、広告接触したい特定のユーザーに細やかなセグメンテーションを施すことができ、メッセージを最適化するために、セグメンテーション毎にクリエイティブ、リンク先を変更することが可能です。

また、コントロールを最適化するために、パフォーマンスに合わせて予算・期間・入札単価を変更することが可能です。また、運用型広告はネット広告の各種指標(配信数、接触者数、訪問者数、購入数等)を、管理画面において効果をリアルタイムで把握して改善していくことが可能です。

媒体としての大きなトレンドとしては、AmazonのEC広告が本格化していきます。AmazonのEC広告が広告代理店に開放されたことで、自社ECとプラットフォーマーなどによるモールを区別せず広告運用を一元管理することができるようになります。Amazonの豊富な購買データを活用した広告運用で、自社のECビジネスをさらに拡大することが可能になります。

二つ目のトレンドは、スマートフォン広告の活用拡大にともなって、スマートフォンとPCを横断したクロスデバイスでの、アトリビューション分析も当たり前にできるようになります。FacebookやGoogle等の大手プラットフォーマーのIDを利用することで、クロスデバイス分析ができるようになります。

三つ目のトレンドは、大量の商品情報を、ユーザーに合わせて最適化するデータフィード型広告(=ダイナミッククリエイティブ)が拡大していることです。ユーザー行動や在庫情報に最適化されたクリエイティブが驚異的なCPAをたたき出しており、運用型広告を実施していくうえで、不可欠な施策になってきています。

四つ目のトレンドは、人の手によるターゲットやクリエイティブテストには改善スピードに限界があるため、機械学習による自動最適化配信が主流になっていくと推測されます。