2018.04.03

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プレスリリース

アイレップ、「2018ソーシャルメディア利用実態調査」を実施
~ソーシャルメディアアクティブユーザー(1日1回以上)の6割以上が、
商品・サービス購入の際に、ソーシャルメディアの影響を受けている実態が判明~

株式会社アイレップ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:紺野俊介、以下アイレップ)は、「2018ソーシャルメディア(LINE・Twitter・Facebook・Instagram)利用実態調査」を実施いたしました。

利用者の拡大により企業がプロモーションを実施するうえで欠かせない存在となっているソーシャルメディアですが、ユーザーに対して価値のある情報を届けるためには、最新のユーザー利用実態を正確に捉えることが必要不可欠です。

本調査ではソーシャルメディア(LINE・Twitter・Facebook・Instagram)について最新の利用実態を把握するとともに、定期的に調査を実施することでソーシャルメディア利用実態の推移を捉え、ソーシャルメディアにおける企業プロモーションの一助とします。

なお、今回の調査においてアイレップは、本リリースではご紹介できなかった業種ごとの情報や、インターネットや店舗での購買状況に加え、公式アカウントのブロック理由など幅広い項目について取得しています。ご興味のある方は、お気軽にお問合せください。

【調査サマリー】

■ソーシャルメディアアクティブユーザー※(LINE・Twitter・Facebook・Instagramのいずれかで1日1回以上利用者)の6割以上が、商品・サービスを購入する際にソーシャルメディアの影響を受けている。

■ソーシャルメディアアクティブユーザーのうち、1日1回以上利用しているソーシャルメディアがLINEのみであるユーザーは4割弱。

■LINE・Twitter・Facebook・Instagramの各アクティブユーザーのうち、企業アカウントのフォロー率が最も高いのはLINEのアクティブユーザー。企業アカウントフォロー理由として、「クーポンや割引チケットが得られるから」と回答した人は、他のソーシャルメディアのアクティブユーザーと比較して最も高い結果となった。

■LINE・Twitter・Facebook・Instagramの各アクティブユーザーで、動画広告を見た後に行動した人にその内容を聴取したところ、LINE・Twitter・Facebook・Instagramいずれのアクティブユーザーとも「動画広告で紹介された商品やサービスについてインターネットで調べた」が最も高い結果となった。またTwitterのアクティブユーザーが他のソーシャルメディアのアクティブユーザーと比較して最も高かったのは、「動画広告で紹介されたキャンペーンやイベントについて、インターネット上から応募した」だった。

■広告フォーマット(掲載面は問わない)については、「自分が興味がある(または、過去に閲覧した)商品やサービスが表示される広告」に接触することに約3割のアクティブユーザーが好意的で、最も好意度が高かったのは、Facebookのアクティブユーザーだった。

■Instagramのアクティブユーザーのうち、Instagram Storiesを1日1回以上利用しているユーザーは3割以上。また利用した理由として、「自分が好きなタイミングで写真や動画が公開できるから」「好きなタイミングで公開している写真や動画を見ることができるから」が上位に挙がった。

※アクティブユーザーとは、本調査では1日1回以上利用しているユーザーと定義

【ソーシャルメディアアクティブユーザーにおける、商品・サービス購入する際のソーシャルメディア影響度】

ソーシャルメディアアクティブユーザーの中で、購入した商品やサービスを、ソーシャルメディア上で認知・情報収集・検索したことがある人は60.8%いることが判明した(図1)。

商品やサービスの購入にソーシャルメディアが与える影響は大きく、各プラットフォームでのブランド認知率や購買意向などを高める施策やアカウント運用を行うことは、ユーザーとの距離を縮める上で有効な施策であると考えられる。

図1:アクティブユーザーにおけるソーシャルメディアをきっかけとした商品・サービス購入

n = 1596(LINE、Twitter、Facebook、Instagramのいずれかのソーシャルメディアで1日1回以上利用者)
図1:アクティブユーザーにおけるソーシャルメディアをきっかけとした商品・サービス購入

【ソーシャルメディアアクティブユーザー動向】

ソーシャルメディアアクティブユーザーのうち、複数(2つ以上)のソーシャルメディアを1日1回以上利用しているユーザーは53.6%。1日1回以上利用しているソーシャルメディアがLINEのみであるユーザーは37.2%おり、ソーシャルメディアでプロモーションを行う際にLINE独自のユーザーに対してのアプローチが重要となる(図2)。

図2:ソーシャルメディアアクティブユーザーのうち、LINEのみ1日1回以上利用の割合

n = 1596(LINE、Twitter、Facebook、Instagramのいずれかのソーシャルメディアで1日1回以上利用者)
図2:ソーシャルメディアアクティブユーザーのうち、LINEのみ1日1回以上利用の割合

【企業アカウントフォロー率とフォロー理由】

企業アカウントフォロー率(1日1回以上利用者の企業アカウントフォロー率)が最も高いのは、LINEユーザー。

図3:企業アカウントフォロー率

図3:企業アカウントフォロー率

また、企業アカウントフォロー理由として、「クーポンや割引チケットが得られるから」と回答した人は、LINEが他のソーシャルメディアと比較して最も高く、お得な情報を期待して企業アカウントをフォローしていることが分かる(図4)。

図4:企業アカウントフォロー理由

図4:企業アカウントフォロー理由

【動画広告視聴後の行動】

動画広告を見た後に行動した人のうち、「動画広告で紹介された商品やサービスについてインターネットで調べた」と回答した人はLINE、Twitter、Facebook、Instagramの全ソーシャルメディアで最も多く、ソーシャルメディアで動画を見た後、約25%の人はインターネットで情報収集していると言える。

また「動画広告で紹介されたキャンペーンやイベントについて、インターネット上から応募した」はLINEは15.5%、Twitterは18.3%、Facebookは12.8%、Instagramは13.2%という結果となり、動画を活用したキャンペーンのインターネット上からの応募にはTwitterが最も有効であると言える。

図5:動画広告視聴後行動

図5:動画広告視聴後の行動

【広告好意度】

各ソーシャルメディアのアクティブユーザー(1日1回以上利用者)に、掲載面を問わず、インターネット上で表示される「広告の形式(フォーマット)」について好意度を聴取した。

「自分が興味がある(または、過去に閲覧した)商品やサービスが表示される広告」に接触することには、約3割のソーシャルメディアアクティブユーザーが好意的で、ソーシャルメディアは、自分の興味関心に近い商品やサービスの情報に出会うメディアとしての有効性が判明した。中でも、Facebookのアクティブユーザーは33.6%と最も好意度が高く、各ソーシャルメディアのユーザーの中で、ターゲティングされた広告に対して、最も好意的に感じていることがうかがえる。

図6:インターネット広告のフォーマット別好意度

図6:インターネット広告のフォーマット別好意度

【Instagram Stories】

Instagramアクティブユーザーのうち、1日1回以上Instagram Storiesを利用しているユーザーは31.2%。15~19歳および20代においては男女ともに40%前後の利用率となっている。

図7:性年代別、InstagramアクティブユーザーのうちInstagram Stories1日1回以上利用者の割合

図7:性年代別、InstagramアクティブユーザーのうちInstagram Stories1日1回以上利用者の割合

また利用した理由として、「自分が好きなタイミングで写真や動画が公開できるから」「好きなタイミングで公開している写真や動画を見ることができるから」が上位に挙がっている。また女性15~19歳で顕著となっていることから、女性10代には特に気軽さが受けていると思われる。

図8:性年代別、Instagram Stories利用理由

図8:性年代別、Instagram Stories利用理由

【調査手法】

調査方法:公募型インターネットリサーチパネルを対象にしたインターネット調査
調査地域:全国
対象者条件:15~69歳男女
サンプリング方法:モニタスのインターネットモニターより抽出
有効回答数:3,000サンプル
※総務省「平成28年通信利用動向調査」より、全国の男女15~69歳のインターネット
人口構成比に基づき予備調査を実施
※予備調査よりパソコン・スマートフォン・タブレットのいずれかで直近3か月以内にインターネットを利用した人を抽出して本調査対象者とし、その性年代構成比に基づき本調査を実施
調査期間:予備調査2018年2月16日~18日 本調査2018年2月23日~25日
調査企画・設計:株式会社アイレップ
調査実施:株式会社モニタス
実施内容:ユーザーの利用状況に関連した全44問の調査項目を設定

今後もアイレップでは、ソーシャルメディア(LINE・Twitter・Facebook・Instagram)について今回のようなアンケート調査を定期的に実施し、ソーシャルメディアの利用実態把握に努めてまいります。

【参考】

<図1質問>

Q.あなたはこの3か月の間、以下のインターネットサービスを、どのくらいの頻度で利用しましたか。サービスごとにあてはまるものを、それぞれお選びください。(それぞれひとつずつ)

Q. この3か月の間、あなたは以下の「インターネットサービス」によって、『認知』した商品・サービスはありましたか。「インターネットサービス」ごとに、あてはまる商品・サービスを、以下のなかからすべてお選びください。(それぞれいくつでも)

Q. この3か月の間、あなたは以下の「インターネットサービス」から、商品・サービスを選定(購入の検討)するために、『情報収集』をしましたか。「インターネットサービス」ごとに、あてはまる商品・サービスを、以下のなかからすべてお選びください。(それぞれいくつでも)

Q.この3か月の間、あなたは検索した結果(検索から得た情報)を参考に、商品・サービスを購入(契約・予約)したことがありましたか。「インターネットサービス」ごとに、あてはまる商品・サービスをそれぞれお答えください。(それぞれひとつずつ)

<図2質問>

Q.あなたはこの3か月の間、以下のインターネットサービスを、どのくらいの頻度で利用しましたか。サービスごとにあてはまるものを、それぞれお選びください。(それぞれひとつずつ)

<図3、4質問>

Q.あなたは現在、『企業の公式アカウント』をフォロー(友達登録を含む)していますか。
フォローしている場合はその理由を、フォローしているソーシャルメディアごとにいくつでもお選びください。

<図5質問>

Q.あなたはこの3か月の間に、インターネットサービスから動画広告(インターネット上の広告のうち映像を表示するもの)を見て、どのような行動を取ったことがありますか。インターネットサービスごとに、あてはまるものをすべてお選びください。(それぞれいくつでも)

<図6質問>

Q.インターネット上で表示される以下のような広告の『形式(フォーマット)』について、   あなたのお気持ちにあてはまるものを、それぞれお選びください。(それぞれひとつずつ)

<図7質問>

Q.あなたはこの3か月の間、『Instagramのストーリー』を、どのくらいの頻度で利用(投稿や閲覧)しましたか。あてはまるものをお選びください。(ひとつだけ)

<図8質問>

Q.『Instagramのストーリー』を利用する理由を、以下のなかからすべてお選びください。
(いくつでも)

以上

株式会社アイレップについて

アイレップは広告主のマーケティング成果を最大化するデジタルマーケティングエージェンシーです。国内圧倒的ナンバーワンのSEM領域に、データを起点とした新たな広告事業・ソリューション事業を加えることで、「ユーザーへの最適な情報流通により、国内外のクライアント企業の成果を最大化へと導くエージェンシー」の立場を確固たるものにしていきます。

━━ 会社概要 ━━

社名
:株式会社アイレップ
所在地
:東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー7F
URL
https://www.irep.co.jp/
代表者
:紺野俊介
設立年月
:1997年11月
資本金
:5億5,064万円 (2017年9月末現在)
事業内容
:広告代理事業・ソリューション事業・ツール事業・その他(デジタルメディア事業等)

※アイレップは、D.A.コンソーシアムホールティングスの100%子会社です

D.A.コンソーシアムホールディングス株式会社

代表者
:島田雅也
所在地
:東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー
設立年月
:2016年10月

D.A.コンソーシアムホールディングス株式会社

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