事業の社会的な意義

先日 以前のエントリーで書いたとおり 「IREP WAYを再考する」をテーマにMgr合宿を行いました。

その際に議論した「我々の事業はどのような社会的意義があるのか」。

高邁なテーマです。

目の前に見えている顧客のため とまでは思えても 社会的意義となると なかなかぴんとこない。

私は一生懸命 事業の社会的意義については語っているつもりですが まだまだ伝わっていない。

難しいなあと悩んでいましたが・・・ 勇気がわく言葉に出会えました。


経営の神様 松下幸之助さんの言葉( 朝礼で有名な「てっぺん」の大嶋社長の著書「てっぺんの朝礼」より)



ある日しらけて電球をみがいている社員に松下さんが言いました。

「この電球どこで光っているか知ってるか?

子供たちが絵本を読んでいる。

すると外が暗くなる。家の中はもっと暗くなる。

そうなるとどんな物語も途中でとじないとあかん。

でもな あんたがみがいている電球一個があるだけで子供たちのドラマは続行や。

あんたは電球をみがいているんやないで。

子供たちの夢をみがいているんや。

子供たちの笑い声が聞こえてこんか?

ものづくりはな、ものをつくっちゃあかん。

ものの先にある笑顔を想像できんかったらものをつくったらあかんのやで。

子供たちの夢のために日本中 世界中にこの電球をともそうや」

電球つくるんじゃなくて 子供たちの夢のために と本気で言い切る視線の高さがあったから松下は世界的な企業になったんだと思います。


ではアイレップの仕事って? 


まずSEM。

クライアントはマーケティングの投資効果が高まり ビジネスは拡大、広告の無駄使いは減って笑顔。

それによって商品やサービスの品質向上や新しいイノベーションに投資できる余裕がうまれ それを使うユーザーもまた笑顔。

生活者・ユーザーは SEM普及以前より 圧倒的に早く 自分の意図と関連性の高い よりよい選択肢に出会えることができるようになって笑顔。

この手法を広げて深めていくことで クライアントとユーザーの笑顔の輪を広げていく。

分社が決まったシニア事業。

高齢者にとって 人生最後の大きな買い物である 老人ホーム選びは 重要な選択。


入居希望者は自分のニーズにマッチした老人ホームに入居でき 幸せな老後がおくれて笑顔。

ご家族も安心して笑顔。


老人ホームも ビジネスが拡大、マーケティングの投資効果があがり笑顔。

その分の余裕を 介護サービスの質向上のために使えるようになり サービスの質があがって入居者はさらに笑顔。

入居者と老人ホームの笑顔の輪を広げていく・・・


いずれも誇れる、社会的意義のある事業だと思います。

経営の神様 松下幸之助さんの言葉を胸に これからも事業の意義を語っていこうと思います。

“ものづくりはな、ものをつくっちゃあかん。
ものの先にある笑顔を想像できんかったらものをつくったらあかんのやで。”