クチコミマーケティングの難しさ

アクセスは増えたが・・・口コミメディアの悩み

「サイト規模が倍になっても売り上げは倍にならない」と、運営するアイスタイルの吉松徹郎CEOは明かす。


たとえば BtoBについて、なんですが・・・

凄くいい人材紹介会社の担当者がいた、と。 

ブログなどでそれを広めたいかというと 書く瞬間に「これ書くと 競合他社が見るな。彼には競合を担当してほしくないから 書くのはやめよう。 知り合いの仲のいい経営者にだけ伝えよう」と考えてしまう狭量な自分がいるわけです(笑

BtoCのビジネスでも おそらく同じで

「これクチコミで広めると 自分のわりあてが減る」 と思う(供給が一定のサービスの場合、ですね)と 少なくとも 不特定多数向きには告知したくなくなるという現実があるんですね。

そう考えるとクチコミマーケティングが効く領域って結構限定されてくるわけで・・・

さらにその上で クチコミにとりあげられやすいネタを用意したり ネガティブな書き込みを容認したりというスタンスが求められます。

WEB2.0時代のマーケティングってよく考えるのですが そのうちのひとつであるクチコミマーケティングってROIを考えると結構 ピンポイントなのかなあと・・・


結局 クチコミが増えて PVや利用時間が増えて メディアとしての価値が高まって バナーが売れるという 1.0的なマネタイズで終わってしまうのかも・・・

「リアルを組み込んでいかないと、単なるネットメディアで終わってしまう」――アイスタイルの吉松CEOは、ネットだけにとどまらず、リアルの場に“出て行く”ことを提案する。

個人的にはアイスタイルさんのこの方向性に可能性を感じるし 注目していきたいと思います。