社会貢献そのものが事業になる社会

今週の週刊ダイヤモンドで オムロンの立石会長が以下のように語っています (以下要約)

「企業のあげる利益は 社会への奉仕の度合いによって決まり その利益は再び社会に奉仕するための原資である。つまり社会に貢献している企業ほど利益をあげることができ利益は社会が企業に与えた原資である」

「いいかえれば 社会に貢献しない企業は 社会から利益を得られなくなり淘汰されるということです」

「この傾向はさらに強まり 未来から選ばれる企業になるには社会に貢献し 社会に奉仕する原資として利益をえなければなりません」

「当社はこれまで企業の公器性を2つにわけて考えていました。ひとつは事業活動を通じて社会に貢献するという公器性 もうひとつは 企業市民活動を通じて地域社会や芸術・技術分野の活動を支援することによる公器性です。ところが最近この2つがどんどん重なってきたように思えます」

「環境問題などはその典型でしょう。自然保護やリサイクルなどの問題は 少し前まではボランティアや社会貢献活動の一環として行われてきました。しかしこれらは今すべてビジネスのテーマになってきています」

「つまりビジネスそのものが社会貢献であり 社会貢献そのものがビジネスとなるということです」

「これから伸びていく企業は常に時代が求めるソーシャルニーズを創造し 社会への貢献を果たす共同体にしていかなければなりません。それこそが人を大切にし 未来に向けた競争力の高い 新・日本的経営 にほかならないと確信しています」


共感します。


創業以来 「きれいごと」といわれながら 志第一主義、 社会貢献といい続けてきました。

それが実は一番ビジネスとしても成功するんだよ という自分なりの時代観・未来観があったので。

ソーシャルベンチャーというと 慈善事業的なひびきがありますが アイレップは「成長・拡大を志向するソーシャルベンチャー」であり続けたいと思っています。