IREP WAY解説(3)

次は「経営哲学」。

志第一主義。

志第一主義というとよく「きれいごと」といわれます。

ビジネス(事業)って ニーズがあって 相応の対価を頂戴して商品なりサービスを提供し 利益をだすことです。それ以上でもそれ以下でもない。
また事業で世の中を良くしようといったときの「良く」って誰も定義できるものではない。
教科書的にいうと 会社経営って利益をだして株主に還元するのが究極的な目標です。

だから きれいごとを言わずに数字だけを目標にすればいいという考え方もあります。
私はあえて 志を起点に きれいごと=綺麗な事 を起点に事業を創っていこうと言いつづけます。

事業の伝播力ということを考えたとき 何のニーズにどういう商品をいくらで提供しているのかというFACTだけでなく その根っこにある思いがプラスに作用するから、です。

しんどいときに踏ん張れるから、です。

あと 「志第一主義」と言い切ることで 少なくとも悪いやつは入社してこない気がする(笑
いわば「魔よけ」ですね。利他的感覚をもてるってこれからの時代の資質として重要だと思っていて、利己的な人をチームにいれたくない。足を引っ張られますから。

結果 利益もでるし 株主にも還元できる。成功するためにこそ「志」が必要なんです。

モチベーション至上主義。

今の時代って変化が激しく 現場から離れたところでたてた戦略が変化する現実に対応できなくなることが頻発します。

なので資質の高い人材の最前線での自立的な判断が 競争力を大きく左右することになるわけです。

そのためには人材のモチベーションを高く維持することが何より重要と考えます。


志業家輩出。

志第一主義で様々な価値をつくっていく起業家を輩出し アイレップは最終的には「志業」の集合体になればいいと考えています。

もう少し具体的にいうと インターネットマーケティングのノウハウを活かし ユーザーサイドにたった情報仲介型事業をたちあげ、そこから供給側・ユーザー側が満たされていないニーズを切り開いて事業を派生させていく。

そうした起業家を大量に輩出していき ユーザー主導型の新しい産業を創造していってくれればそれはまさに社会への貢献になります。

企業の存在意義って事業を通じての社会貢献という側面と人材を育成・輩出しての社会貢献との両面があります。
私の古巣であるリクルートグループは両面で社会に大きなインパクトを与えていると思います。

21世紀を代表する 起業家(アイレップ的には志業家)輩出会社になります。