アクセル全開

今日は役員と来期の事業計画などについてミーティング。これまでの発想だけでは競合他社並みの成長しかできず(世間から見るとそれでも急成長なんですが) それを越えるには新しい発想が必要であることをあらためて確認。

これまでは地上戦で戦ってきたけど これからは空中戦も必要。会社はどんな時にも変わらない理念とともに 成長ステージに応じて変化する戦い方・発想をもたないといけませんね。空中戦をやる以上早く勝ちパターンを見つけとことんやらねば。ともかく後ろを振り返っている暇はないです。

たしか5年ほど前だったと思いますが 当時ベンチャーの雄といわれ今は東証一部上場企業のS社長のこんな言葉を聞きました。

「どうせ私なんて小物で終わるんですよ。どうせ小物で終わるんだから私はアクセル全開でいきますよ」

彼のことを誰も小物とは思わないんですが(というか誰もが認める超大物) 彼の感覚では 自分は結局は日本という国において一時代にそこそこまでいった経営者にすぎない、どうせその程度で終わるんだから何も恐れずひたすら上を目指すよ というようなニュアンスだったと思います。

私の前職の当時の社長が 社員を説教するときにこんなことを言ってました。
「お前なー、広い宇宙の中の点のまた点にすぎない地球の その中の点のまた点にすぎない日本の、その中のさらに点のまた点にすぎない当社の中でそんなに小さくなって 遠慮していてどうするんだ!」

アイレップは3年前と比べて売上は10倍、利益は200倍に拡大しています。3年前 周囲で今ほどの成長を予測した人はいなかったでしょう。これから3年後アイレップがどうなっているか?少なくとも経営者である自分がアイレップの成長をこれまでのロジックの延長線上でとらえて小さく規定したら それ以上には絶対ならんです。

気が遠くなるほど長い歴史の中で我々の人生など一瞬にすぎないし アイレップなど世界から見ると点のまた点にすぎないなら 何も恐れず とことん自分が目指す頂を登る。
私が定義する「偉大な企業グループ」目指して、アクセル全開でいきます。