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高齢者のすまい 選択の基準 続き

さて、先日祖父母のいるホームにいってきた話の続きですが。

祖父にそのホームの中を案内してもらったのですが、ティーラウンジからプール、スポーツルームに麻雀ルーム、外は手入れされて、車椅子でも外に出やすい庭園です。暖かい日はここで日向ぼっこしているそうです。

祖父母の部屋は、北東向きの2LDKです。かなり広い部屋でした。一歩入るともう自宅という雰囲気です。トイレは車椅子で入れる広さになってますし、トイレの中で車椅子がきり返しできる広さはもちろんありました。(祖父母は要介護1で、まだ車椅子ではありません。ただ祖父の足元がちょっと不安です)

祖母に聞いたところによると、本当は南向きがよかったが、家から荷物が多く、「南向きだけどちょっと狭い」か「北向きだけど広い」で、後者を選んだそうです。

久しぶりに話していると、祖母が「メールアドレスを教えて」と書斎にあるノートパソコンの回線が光だそうで、メールしようということになりまして、私としては、今時は高齢者とか関係なく、ネット環境はあたりまえだなと再確認できました。

話を戻しまして、高齢者のすまいの基準は若い世代が考えている基準とは実は違っているわけです。インターネットもあってほしい。映画も見たい。プールがあったうれしい。旦那の食事を作るのは大変だからレストランがあってほしい。けど、お茶や簡単な食事が作れるキッチンぐらいはほしい。もちろん、ケーブルテレビは入れておいてほしい。贅沢は言わないけれど、できれば個室に今までと同じぐらいの広さのお風呂はほしい。

まぁ、簡単に言ってしまえば私たちも同じですが、どこかに引っ越すならば今までと同じレベルは最低限あってほしい。ということです。(これができていないホームの多さに驚きます。なぜ、あそこにはこんなにお金を使っているのにここには使わないのか?ということがよくあります。)

けど、それは自立の方の話です。実は父方、母方の祖父母はどちらとも老人ホームに入っているのですが、もう一方の私の祖母は祖父が他界したあと、痴呆になり、現在は痴呆向けの特養に入っています。

そちらの特養の話はまた今度。。。

2004年11月18日 17:45 | トラックバック (0)

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