分際をわきまえない

大前研一氏が

「昔の起業家、本田宗一郎や松下幸之助は 根拠のない自信をもっていた。まだ会社をつくったばっかりのころから 世界へ進出する! と言っていた。 最近のビジネスマンは偏差値教育の弊害で悪い意味で 分際をわきまえている。 だからあまり期待できない」

というような趣旨のことを著書に書いていました。


面接でよく「集団の中で どういうポジションをとることが多いですか?」という質問をするのですが

「私はリーダータイプではなく リーダーの参謀的存在なんです」と答える人がすごく多い。


根拠のない自信をもって 大きな夢を描く人がほんと少ないなあ と感じます。

かくいう私も たぶん「分別のある」タイプ。  生まれついての起業家タイプではありません。

でもなんとかそれを突き破ろうとしてきた。 少なくとも描く夢は 常に過剰に大きく設定してきました。


意識的に 「分際をわきまえないこと」ってできると思ってます。


分際をわきまえているということは バランス感覚があるということで バランス感覚をもちながら自分の可能性を小さく設定しない、戦略的に「過剰である」こと。


そういうタイプが実は最も 事を成す。 


自分の人生でこの仮説を証明してみせます。