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朝のお客様とのお電話でも、
「見た?新聞!」
日経新聞の1面のタイトル的には、
消費税 4%上げ必要
医療・介護費 2025年に90兆円超
進む高齢化、「質」を改善
財政負担14兆円増
効率化論議 停滞の懸念
政府の社会保障国民会議が2025年時点(約15年後)の状況をを想定し、そのための医療・介護費用の財政試算を公表したというニュース。
まず、「社会保障国民会議」ってなに?ってことなんですが、
首相官邸のウェブでは
社会保障国民会議は、社会保障のあるべき姿について、国民に分かりやすく議論を行うことを目的として、平成20年1月25日に閣議決定により開催が決まりました。
また、1月29日に開催された第1回の社会保障国民会議の場で、3つの分科会の設置が決まり、年金・雇用を議論する「所得確保・保障分科会」、医療・介護・福祉を議論する「サービス保障分科会」、少子化・仕事と生活の調和を議論する「持続可能な社会の構築分科会」が設置され、各分科会での議論を開始いたしました。
とあって、簡単に言えば有識者があつまって「みんなが安心して生きていくための社会保障ってどんなんだ?そして、それを実現する為にはどんなことが必要だ!?」というような話し合いをする会議ってことでしょうか。(土屋が勝手に解釈)
で、その会議でざっくり15年後に医療と介護には、最もかかるとして92〜94兆円くらい必要ですよ。という試算がでましたと。90兆円といっても想像つきませんが、2007年の倍以上のお金が必要だとのこと。2007年の医療・介護の費用って41兆円かかってるんです。
おいおい、なんでそんなにかかるんだよ!って思った ア・ナ・タ! 気持ちはわかります。けど、高齢者の方は増えます。というか、28歳の私からすれば私の親も歳をとります。団塊の世代が後期高齢者に突入している状況です。それは、かかるでしょう。
将来の、老後の、生活・保障の安心のための「あり方」を考えるというより、想像することがとても大切だと。
たとえば、
「消費税増えるのイヤだよね?」
といいつつ、親の老後を想像してみると、
自分と弟の二人で、親の老後をサポートするとして
でも、弟も私も一人っ子の妻がいて。
妻の両親の老後も見なくてはいけない。
そこでいえば、私と弟とその妻の4人で、
6人の老後をサポートする必要がある。
そんな時に、支えになってくれる制度などによるサポート。
このために、消費税を使う。
だいぶ考え方や、イメージがかわってくるはず。
もちろん、ムダを省いたりは当たり前。
これから5年、10年のことを考えての施策も大事ですが、もっと長い視点をもっての検討も必要です。
もちろん、僕らは僕らのできる点に集中し結果を出していくことに集中します!
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