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ちょっと遅いニュースになりますが、
業界では10位前後に位置する 東京を中心に展開するライフコミューンの親会社が給食事業のレオックジャパンから木下工務店のグループであるキノシタ・マネージメントに変更となりました。
レオックが平成18年にライフコミューンの50.1%を取得して親会社となっていましたが、今回その50.1%をキノシタ・マネージメントに売却することになったそうです。
レオックが持っていた株式10,695 株(発行済株式総数の50.1%)を売却する理由としては、財務体質の改善を目的として黒字化してきたとはいえ、連結ベースでの財務体質悪化の最大の要因の一つとなっているライフコミューンを売却し、選択と集中するということのようです。
これによって、レオックは7 億12 百万円の売却損を計上するとのことです。
キノシタ・マネージメントは25億円の値を設定したとのこと。
(正式には9月12日が譲渡予定日)
さて、安いのか、高いのか。
いろいろな視点があってもいいです。
レオックとしては10社くらいにビットさせて、最高値のキノシタに売却するのは当たり前でしょう。
さて、キノシタとしてはこの25億は何年くらいで回収する予定なのでしょう?
他社は、いかほどで入札したのか。
現在、コムスンを引き継いだ各社は業績が厳しくなってきています。
今、多くの会社がためらう買収を強気で出たキノシタさん。
どのように改善し、展開していくのか期待です。
ちなみに、キノシタグループの子会社で有老を運営するキノシタライフとのシナジーですが、介護の考え方の違いをどう埋めていくのか。
詳しくは
レオックグループのサイトをどうぞhttp://www.leoc.co.jp/investor/ir_info.html#0808
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