土屋有あいけあ代表取締役→詳細
392億円
介護保険で赤字となった市町村や広域連合が借金した金額です。
介護保険財政に苦しみ、赤字となった市町村は、都道府県の財政安定化基金から借り入れをしています。借り入れている市町村は423。
実は、介護保険スタートの00年から最初の3年間は735団体が約404億円を借り入れていたそうです。
その時と比較すると減少となっています。
厚生労働省としては、4月の改正によって介護給付費は抑制できているので、今後さらに借り入れする団体は減るとみているそうです。
厚生労働省の考え方として、介護保険財政悪化は、準備や行政の対応が悪いからではなく、使いすぎ!という視点で、改正し紙の上では介護保険財政は少しずつよくなっていく。ということみたいです。
財政悪化は本当に改善できるのでしょうか? ちょっと落ち着いてしまった感のある介護保険財政に関して、4年後、10年後、20年後を見据えて考えていかないと、団塊の世代が後期高齢者となったときに財政はもっと悪化するのではないかと思います。
もっと将来を考えた議論が必要ですし、20、30、40代が支える時代がくるわけです。もっとこの危険具合に気づいて欲しい。
詳細記事は朝日新聞で
財政安定化基金については
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