介護ビジネス考
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要入所は3割未満 仙台・特養待機者調査

仙台市が調査した結果が発表されました。

特別養護老人ホーム への入所を希望して待機状態となっている方「待機老人」(この呼び方もどうかと・・・)といわれる、入所申込者への実態調査が行われたとのこと。

入所申込者のうち、要介護度が高く介護してくれる人がいないのは3割に満たなかったということで、新聞には 在宅介護とのバランスが求められている として書いてありました。

さくっとまとめると

現在の居住場所は

老人保健施設 34.9%
自宅       30.5%
病院        9.8%

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介護の必要性が高い=介護度が高い なんですが、申込者の介護度は

要介護4 24.1%
要介護1 12.1%

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介護をしている人は

子ども        29.8%
配偶者        16.8%
子どもの配偶者  14.9%

※介護をしている人はいない 9.5%

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という実情を踏まえて、入所希望の理由をみてみると

在宅で日常生活を続けることが困難     53.5%
在宅介護は可能だが、将来のことを考え一応希望している  17.7%
              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ということらしく。。。。

ワタミやアミーユに期待が集まるのがよくわかります。

結局、国が介護保険の予算を縮小させるためにどうこう動いても、現実に介護を必要としている人からしてみれば 在宅よりは施設 が安心なんですね。

さて、これをどう受け止めるべきか?

体育会系よろしく、 いやいや在宅で耐えろ! というべきか、
選択肢は広くあってしかるべき!と 

介護保険予算が大きくならないような 施設運営を 民間企業の様々(ファイナンスやマーケティング等)のノウハウを活かして行うか?

答えは簡単だとも思うんですが。どうでしょう。

2005年08月12日 23:59 | トラックバック (0)

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