介護ビジネス考
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文化的要素が求められてくる住環境

日々、多くの老人ホーム事業者様のお話を伺いながら見学させていただき、社に戻ってからは「あいけあ」で高齢者のすまいを探されている方が、どのような住環境を探しているかのデータを見ています。

探される方は主に高齢者のすまいに住まわれる本人ではなく、息子さん・娘さんです。その方々が探すポイントは明確です。「地域」や「料金」は当たり前なのですが、その中でもどの地域はどの程度の料金のホームが求められているかも分かってきます。

そうなると、ホームの運営事業者が考える展開とズレがあったりする場合ももちろんあります。

ただし、これは現状の競争環境の上での老人ホームの姿です。

これからは、老人ホームという表現自体も変わり、ホームがひとつのすまいとして明確に認識されていくことはマーケティングの視点と、泥臭いですが多くのホームさんに伺うという足を使っていれば見えてきます。

ただし、これからはさらに 文化的要素 が求められてくると思います。この文化的要素というのは、ハードやソフトにさらに、いかに 映画や絵画などの文化的に満足できるサービスがどれだけあるか?という点です。これは、今までのアクティビティやイベントという視点とはちょっと違い、様々なエンターテイメントを経験・体感してきた団塊の世代が高齢者という表現に転換する際には必ず求められてくるポイントだと土屋は見ています。


もちろん、その前提としてハードやケアなどのレベルがありますが。

2005年06月21日 21:37 | トラックバック (0)

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