介護ビジネス考
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在宅介護 > 施設介護?

先日厚生労働省が発表したところによると

厚労省によると、昨年11月分の介護保険の給付費は総額4665億円で、うち在宅分は2333億円、施設分は2332億円で、在宅分が1億円上回った。在宅の受給者が247万人と施設の受給者77万人の3.2倍に達したことが大きい。介護保険課は「今年2月以降は安定的に在宅が施設を上回る状態が続く」と見ている。 朝日新聞より

私の知り合いが、このニュースをみて、「老人ホームに入ると人が減ってるのか?」との質問を受けたので、この場を借りてちょっと説明させていただきます。

実は(実は、、でもないんですが、)、有料老人ホームは在宅介護サービスの対象になるのです。
あまりご存知でない方が多いと思いますが、施設介護というのは「介護老人福祉施設(=特別養護老人ホーム)、介護老人保健施設、介護療養型医療施設」が当てはまります。そして、在宅介護に「有料老人ホーム(=特定施設入所者生活介護)」が入るのです。詳しくは、あいけあ介護保険で受けられるサービスをご覧下さい。

ですので、もちろん今回のデータからは訪問介護等の利用者(及び額)が増えたのも見えますが、有料老人ホームも大きく増えているということも隠れているのです。

最近の介護保険関連のニュースの中には、予防介護の効果について是非を問う政府のニュースが流れたりしていますが、結局のところ「全てのひとにこれが100%正しい!」なんてことはないと思うのです。

人それぞれに、気持ちがあって、体には特徴があるのです。それに合わせた「きめ細やかな介護」が必要なのです。高齢者のためという視点だけではなく、将来の自分や、自分の親・家族が受ける介護サービスとして問題に取り組んでいくべきだと思います。

私たちは、この問題に私たちが持っているチカラを使って挑んでいきます。

このチカラは、インターネットであったり、マーケティングスキルであったり、想いや行動力だったりします。

2005年05月06日 20:53 | トラックバック (0)

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