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ちょっと、前の話になってしまいますが。。。。
先日(10/6)の日経MJに全国旅館経営者を対象にしたアンケートの内容で、このようなものがありました。
「経営の参考にしたい旅館ランキング」
1位 加賀屋
2位 あかん遊久の里 鶴雅
3位 八幡屋
4位 日本の宿 古窯
5位 花仙庵 仙仁温泉 岩の湯
すごいですね。加賀屋さん。一度は行ってみたいものです。(いけるかなぁ・・・)
料金は2万8500円からだそうで、そんなに高くないようです。
ただし、評価は最も高く、年商は108億7000万円だそうで、大変なものです。
さて、ここでちょっと私の故郷宮崎で最近オープンした温泉があります。
今回のランキング50位以内に入っていないのですが、私の故郷宮崎のちょっと違った意味で知られているホテルが運営する温泉があります。
作られたばかりで、まだまだ知られてもいないし、私自身入浴さえもしていないんですが、観光収入が県の大きな収入になっている宮崎県民としては、どうしたらこのようなランキングに入れる集客の種がないものかと考えてみました。(もちろんシニアマーケティングの視点から・・・ずれてるかも)
10月にオープンになった温泉は、女性客やシニアの方をターゲットにしているそうです。(また、難しいところを狙っています)
料金設定は一般の宿泊客は1500円?2500円、県民には1500円?2000円だそうです。
温泉は宿泊ホテルと太平洋に面しており、ゴルフ場付き!ということもあり、ちょっとリッチなアクティブシニア層にはマッチしそうな感じです。
ただ、ちょっとその仕掛けだけでは教科書どおり過ぎて引きがないですね。
温泉や観光ホテルはベーシックなメニューがしっかりとしていることが大事なポイントです。
旅館や温泉ならばホスピタリティが大切です。
それは、女将や従業員の提供するサービスを指しています。
(その温泉のサービスが悪いと言っているわけではありませんよ)
この温泉を運営しているホテルのサービスは私は大好きです。とても宮崎らしい暖かい対応をしてくれます。
ただ、そのサービスも、今回のランキング上位の旅館について調べてみるとまだまだなようです。シニア向けの企画も大事ですが、同時に基本である接客水準向上をし続けることが基本ではないでしょうか。
結局のところ、どのような商品・サービスでもそうだと思いますが、ベーシックなメニューの質が高く、お客様がそれだけでも満足して頂けるようであればしっかりと結果(売上)は出ると思います。
その上で、差別化をよりしていく際に、いろいろな企画が必要になります。
安易に、シニアを対象とすると手痛い目にあってしまいます。シニアは目が肥えています。サービスにはうるさいのです。
ただ、戦略としてサービス特化という展開もありでしょう。
シニアという幅広い層ではなく、その層の中でもさらにターゲットを絞る。
例えば、ケアスタッフ付きの宿泊・入浴メニューなんてどうでしょうか?
温泉やなんかにはちょっと一人や夫婦だけでは心配で行けないけど、だれかが帯同してくれさえすれば、安心していけるシニアの方向けのメニューです。
「ベーシックなメニュー」+「差別化(シニア向け特化メニュー)」
どうでしょう?・・・・・・・
一言
本当に書きたかったのは、私の故郷宮崎をシニアマーケティングの視点でどう盛り上げるか?だったのですが、横道に逸れ過ぎました。。。
あと、宮崎の宣伝をしすぎました。。。すみません。
一人考えてしまう宮崎応援隊隊員の土屋でした。
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