介護ビジネス考
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有料老人ホームのこれから

本日は、朝から某有料老人ホームの見学に行ってきました。
弊社のシニアマーケティング事業部の提供する日本有料老人ホーム紹介センターが紹介する際には、見学に伺い、入居者の方にどのようご紹介したらよいか?このホームの良い点はどこなのか?差別化されているポイントはどこなのか?をチェックします。
(どんな業種であってもお客様がいらっしゃって選択して頂くということは、なにかしらの競争があるわけです。)

現在の有料老人ホーム業界は、参入される企業様が多くありますが、そう簡単な業界ではなく、ハード面そしてソフト面のバランスがとても重要です。

例えば、ハード面でいえば、最近多いのですが、企業の寮に手を入れて大幅にリニューアルしたホームであれば、エレベータはどうなっているか?居室の広さはどうか?水周りは?手洗いは?洗濯は?お風呂は?段差は?・・・・・・たくさんチェックポイントがあります。(もちろん入居者の方の視点で。数年後の入居者の視点でチェックします。自立で入られても、数年後に要介護になる場合もあるわけですから)

また、ソフト面でもいくつもチェック項目があります。
これはシニアマーケティング事業部の相談員が多くのホームを見て、紹介してきた中で生まれたものです。現在相談員の坂本が書いている『ほぼ全ての人が間違えている!?老親のための老人ホーム選び』というメルマガにも書いているのですが、ケアスタッフの様子や「におい」などでそのホームが現在どういう状況かはわかります。
そのようなソフト面も大事なポイントになります。

そういったソフト面は実は、ケアスタッフだけの問題ではなく事業者の経営体質や組織管理が大きなポイントになってきます。


私ども日本有料老人ホーム紹介センターでは、老人ホーム業界が『高価格なホーム』から『低価格なホーム』へ流れてきていると考えています。

それは、入居される方々のニーズに答えて業界が変動してきた結果なのですが、これは一方でホーム側にも筋肉質な経営体質が求められてきていることを表しています。例えば、事業者が設立当初は高価格前提で開始して、途中から低価格路線への業界の動きにあわせていったとしたら、しっかりと経営計画を見直さなければいけないでしょう。

もちろん、事業者にとって一方的にマイナスになっていくばかりではありません。
今後様々な金融サービスでホーム事業者を支える会社も多く出てくることでしょう。ただし、その際は、しっかりと財務状況をディスクローズできなければいけません。そのためにも、今後参入する事業者は甘い収支計画を立てての参入ではなく、しっかりとした計画の下での参入でなければ維持できなくなってくるでしょう。

ちょっと長く書きすぎてしまいましたが、ひとまず弊社としては業界のこれからについては『今まで以上に質の高いホーム』が求めれてくると考えています。私どもはそのためにも事業者様のサポートにもチカラを入れていきたいと考えています。

一言
かなり、ながく書きすぎてしまいました。。。

2004年10月06日 20:10 | トラックバック (0)

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