2011.02.14

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トピックス

アイレップ、Google自然検索結果におけるソーシャルメディアサイトの占有率を調査した「ソーシャルメディア占有率レポート」を発表

株式会社アイレップ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:紺野俊介、証券コード:2132 以下、アイレップ)は、Googleの自然検索結果におけるソーシャルメディアの占有率調査結果、及び考察をまとめた「ソーシャルメディア占有率レポート」を発表いたします。

調査サマリー

1. 検索結果画面におけるソーシャルメディアの占有率は、6%強と昨年比で増加傾向にある
2. メディア型のWebサイトモデルに関連したキーワードにおいて、占有率がもっとも高い
3. リード獲得型のWebサイトモデルに関連したキーワードにおいて、占有率の伸び率が高い

ソーシャルメディア占有率調査の概要および目的

本調査は、Googleの自然検索結果画面における、ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス、以下SNS)をはじめとしたソーシャルメディアが占める割合を調査したものです。検索結果画面において、今後もより影響力を増していくであろうソーシャルメディアの、現時点における影響力を図るための基礎データとして活用することを見込んでいます。

※2011年2月4日現在

調査対象および調査方法

【調査対象】
・ 調査対象検索エンジン :Google Japan(google.co.jp)
・ 調査対象エリア :自然検索結果(Google アドワーズ広告部分は対象外)
・ データ取得日 :2010年1月15日~19日、2011年1月14日~20日
・ 取得検索結果画面総数 :978枚

【調査方法】
1. 3種類のWebサイトモデル※1(Eコマース型、リード獲得型、メディア型)ごとに、当社にて主要キーワード300~340キーワード(3モデル合計978キーワード)を調査用に選定。
2. 選定した調査用キーワードを用いてGoogle Japanで検索し、検索結果画面を取得。
3. 自然検索結果の1位~10位(1ページ目相当)に含まれるソーシャルメディア※2の数をカウントして集計。

※1・・・Webサイトモデルは、Eコマース(通信販売など、物品購入をゴールとするサイト等)、リード獲得型(資料請求や会員登録などをゴールとするサイト等)、メディア型(比較サイト等)の3種類で構成。
※2・・・アイレップで定義した特定のサイトをソーシャルメディアとして集計。

調査結果

1. 検索結果画面におけるソーシャルメディアの占有率は、6%強と昨年比で増加傾向にある
全体の調査結果では、2010年1月実施分が4.1%なのに対し、2011年1月実施分では6.0%と、約2ポイント増加しており、検索結果画面におけるソーシャルメディアの占有率が増加傾向にあることが分かります。

2. メディア型のWebサイトモデルに関連したキーワードにおいて、占有率がもっとも高い
比較サイトなどに代表されるメディア型のWebサイトに関連した検索キーワードにおいて、ソーシャルメディアの比率が7.78%と、最も高いという結果になりました。

3. リード獲得型のWebサイトモデルに関連したキーワードにおいて、占有率の伸び率が高い
リード獲得型Webサイトモデルの関連キーワードにおけるソーシャルメディアの占有率は、3種類のうち最も伸び率が高く、対前年比で3ポイント以上増加という結果になりました。この伸び率の高さから、ソーシャルメディアの持つ影響度が、検索結果画面において急速に高まっていることが分かります。

アイレップでは今後もニューテクノロジーの情報収集や、そのユーザ特性の調査を実施することで、より高度なマーケティングソリューションを提供できるよう取り組んでまいります。