Google General Guidelines (2015年11月公開版)詳解 ~高く評価される Web サイト・ページの条件とは~|コラム|株式会社アイレップ
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カテゴリー:White Paper

Google General Guidelines (2015年11月公開版)詳解 ~高く評価される Web サイト・ページの条件とは~

3. モバイルユーザーの分析

■モバイルユーザーの分析(GG Part2, p.67-p.87)

前ページで解説した通り、ガイドラインでは「Page Quality評価」「Needs Met評価」の2軸でウェブページを評価します。

2つ目の評価軸「Needs Met評価」では、モバイルユーザーの要求を満たしているかを評価するため、そのためにはモバイルユーザーの特徴を把握する必要があります。ガイドラインでも「Needs Met評価」の解説に先立って、第2章全体で「モバイルユーザーの分析」を行っています。

本ページでは、Google が分析したモバイルユーザーの特徴と、彼らに対して配慮すべきことを解説します。

■ユーザーの状況 (GG12.0, p.67)

モバイルユーザーはデスクトップユーザーと以下の点で異なります。

①データの入力が面倒

画面が小さいため、文字入力やボタン・プルダウンの選択などが難しくなります。
また、タッチパネル操作はマウス・キーボードなどよりも入力精度・速度が劣ります。

②画面サイズが小さい

コンテンツ・フォントのサイズを大きくしないと、端末によってはコンテンツの利用が難しくなります。

③モバイル端末で使いにくいWebサイトがある

Flash利用サイトが代表例です。
現行の主要携帯端末は大半がFlashの再生に対応していません。

④回線速度が遅く、接続も不安定なことがある

固定回線に比べて読み込みに時間がかかり、また移動中に回線が切断されることもあります。

そのため、Google はモバイルユーザーに対しては「できる限り即座に結果を提供すること」が重要だと考えています。

■検索意図の分析 (GG12.7, p.72)

2013年に公開した前バージョンのガイドラインで、Google は検索インテントを「KNOW/GO/DO」の3タイプに分類していました。

「Transactional/Navigational/Informational」や「Action/Navigation/Information」という言い方のほうが、なじみがある方もいるでしょう。

今回のガイドラインでは、モバイルユーザーを意識してこの分類が細分化しています。

①旧Knowクエリ

Know……「オバマ」「アイレップの株は買い?」等。

+ Know Simple……「オバマの身長」「アイレップの株価」「天気」等。

情報を知ることが目的のクエリです。
その中でも短い答えがあれば十分なものは「Know Simple」に分類されます。

②旧DOクエリ

Do……「このDVDを買う」「このソフトをダウンロード」等。

+ Device Action……「地図を見たい」「このアプリを開く」等。

何らかの行動をする意図のクエリです。
モバイル端末上で何かをする意図がある場合、「Device Action」に分類されます。

③旧GOクエリ

Website……「アイレップ サイト」「irep.co.jp」等。

+ Visit-in-Person……「レストラン」「ATM」等。

Websiteクエリは特定のWebサイト・ページを訪問する意図があります。
Visit-in-Personクエリには、近くの店などを探し、実際に訪問する意図があります。

新たな分類のうち特に「Know Simple」「Device Action」「Visit-in-Person」はモバイルユーザーを強く意識しています。

1つのクエリに対して、1つの分類しか当てはまらないということはありません。例えば「Apple」という単語には「有名企業」「リンゴ」「Appleさんという人」「Appleという町」等の解釈が存在します。さらに「Apple(リンゴ)」と解釈した場合1つとっても、「リンゴを買いたい」「リンゴについて知りたい」「リンゴの画像が見たい」などの複数の検索インテントが存在します。

Google は地理的条件・時間的条件など様々な条件も考慮したうえで、クエリの背後にある複数の意図とその割合を推測します。

■SCRB(ナレッジカード等)の推奨(GG 12.8.2, p.79)

過去のGoogle はあらゆるクエリに対して「ブルーリンクからWebサイトに遷移する」という回答を提供していましたが、その方法は「できる限り即座に結果を提供する」というGoogle の価値観に従うと、最善の方法ではありません。

モバイルユーザーの手間をより軽減するために、Googleはナレッジカード・ライブリザルト・ローカルパック等のSCRB(Special Content Result Block)を推奨しています。適切な内容のSCRBはNeeds Met評価において極めて高い評価を受けます。


図4

■ここまでのまとめ

スマートフォンなどのモバイル端末によるウェブ利用が増加し、ユーザーの検索インテントも大きく変化しています。

どんなに高品質でユーザーの需要に合致するコンテンツであっても、「スマートフォンで読みにくい」「スマートフォンでの読み込みが遅すぎる」などの問題があれば、その内容がユーザーの目に触れる機会は減少します。Google 検索自体もその点を意識して、2015年4月にはモバイルで使いやすいWebサイトをモバイル検索結果に表示しやすくするため、「モバイルフレンドリーアップデート」を実施しています。

ここまででGoogle が考える「高品質で」「ユーザーが見やすい」Webサイト・ページのポイントが理解できました。

次ページでは最後の要素「ユーザーの需要に合っている」という点をどのようなポイントで評価しているのか解説します。


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