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ホワイトペーパー

検索エンジン順位変動と動向(2016年8月)

2016年9月12日
株式会社アイレップ

2016年8月の検索エンジン順位変動(PC・モバイル)とその動向をまとめました。
順位変動観測指標の説明についてはこちら

図1
図2
図3
図4
図5

※ 移動平均:当日を含む直近10日間の変動幅平均
※ モバイル版の8月31日のデータはシステムのトラブルにより集計対象外

PC・モバイルの変動状況のまとめ

2016年8月のPC・モバイル検索の順位変動状況は、月初と8月26日に、モバイル検索の変動幅が若干大きくなっていました。

業界別変動状況

各業界別順位変動状況については下記を参照

※業界別変動状況はPC版のみ掲載

人材  旅行  小売/通販  不動産  メーカー  金融

2016年8月 検索エンジン動向

2016年8月2日
■Google 、AMPページをモバイル検索の全検索結果に表示する機能を予告

2016年8月2日、Google はモバイル検索の全検索結果にAMP ページ( Accelerated Mobile Pages:Google とTwitterが策定した、モバイルページの表示速度を改善するためのプロジェクト)を全検索結果に表示する予定であると発表しました。併せて本件の動作が実際に確認できる開発者プレビュー(スマートフォン専用ページ)を公開しています。
2016年8月現在は「トップニュース」枠とモバイルページのないAMP のみのWebページに限りモバイル検索結果に表示されています。
この機能が実装されると、モバイルページとAMP ページの両方が存在した場合は、モバイル検索の全検索結果においてAMP ページを優先的に表示するようになります。AMP ページが検索結果に表示されるときは「AMP」ラベルも表示されます。
なお本件による検索順位への影響はなく、2016年後半に本格的に展開する予定です。

図6

※Googleモバイル検索 (www.google.co.jp)にて「AMP」で検索した際の検索結果表示例
(2016年8月31日時点)

https://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2016/08/amp-your-content-preview-of-ampd.html

2016年8月8日
■Google 、ナレッジグラフ にレストラン予約ページへのリンクを表示

2016年8月8日、Google はナレッジグラフ にレストラン予約ページへのリンクを表示する旨を発表しました。
レストラン予約ページへのリンクは、モバイル検索結果だけでなくデスクトップPC検索結果にも表示されます。
2016年8月時点でリンクが掲載されるパートナーは、日本ではオープンテーブル、一休、ホットペッパーグルメ、食べログです。

図7

※Google検索 (www.google.co.jp)にて「店名 新宿店」で検索した際のナレッジグラフ
(2016年8月31日時点)

https://japan.googleblog.com/2016/08/google.html

2016年8月16日
■AMP Project 、AMP のロードマップを更新

2016年8月16日、AMP 規格の主催団体であるAMP Project がロードマップを更新しました。
今回の更新では利用体験の向上と利用機会の増加を主眼としています。更新内容は以下の通りです。

  • ①フォーマット:「プログレッシブウェブアプリ(※)でのAMP 利用サポート」「動画・画像のサポート充実」「表現方法の自由度改善」など利用体験の改善に向けた取り組みが進展
  • ②解析:ECサイトにおける解析をサポート予定
  • ③広告:A4A( AMP for Ads )やAMP ランディングページなど広告のエコシステム全体への対応がほぼ完成し、需要の喚起や非AMP 環境での利用など、利用拡大を目指す
  • ④アクセス制御:サインイン状態の引き継ぎ機能(サインインしたユーザーがAMP ページにアクセスできる機能)の対応を開始

※プログレッシブウェブアプリ(PWA)とは、Webとアプリの両方の利点を兼ね備えたインストールが不要なアプリです。不安定なネットワークでも迅速に起動し、あらゆるデバイスで起動します。

https://amphtml.wordpress.com/2016/08/16/amp-roadmap-update-for-mid-q3-2016/

2016年8月23日
■Google 、インタースティシャルへの対策を強化

2016年8月23日、Google はインタースティシャルへの対策を強化すると発表しました。
2017年1月10日より「メインコンテンツ利用を妨害するインタースティシャル」が表示されるページは、モバイル検索結果で評価が下がる可能性があります。
対象となるページは以下の通りです(図1参照)。
1. インタースティシャルを閉じないと、メインコンテンツが利用できないページ(図1左)
2. 縦長のページでファーストビュー(Above the fold)が広告・アプリプロモーションで埋まり、スクロールしないとメインコンテンツが表示されないページ(図1中・右)
なお以下のページはインタースティシャル対策の対象外になります(図2参照)。

  • ①法的な要請によるもの:
    「cookieの利用ポリシー」「年齢確認」など、法的に明示化を義務付けられている場合
  • ②ログインユーザー専用コンテンツのログインフォーム:
    ウェブメールやメディアの会員限定記事など、ログインユーザー限定のコンテンツがある場合
  • ③メインコンテンツの利用を妨げないもの:
    バナー程度の大きさでメインコンテンツの利用を妨げない場合
  • 今回のインタースティシャル対策の対象ページかどうかを確認する方法は、2016年8月現在ありません。
    2015年11月にアプリインストールを促すインタースティシャルに限り対象ページの評価を下げる対策の実施を発表しており、今回はそのアップデートにあたります。
図8

(図1)インタースティシャル対策の対象例

図9

(図2)インタースティシャル対策の対象外の例

※関連動向:検索エンジン順位変動と動向(2015年11月)、「2015年11月3日 米Google 、アプリインストールインタースティシャルへの対策を実施」

https://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2016/08/helping-users-easily-access-content-on.html

2016年8月23日
■Google 、「スマホ対応」ラベルを廃止

2016年8月23日、Google はモバイル検索に表示される「スマホ対応」ラベルの廃止を発表しました。
この変更によるモバイル検索順位への影響はありません。
なお当社内では、2016年8月30日ごろから廃止が観測されました。

https://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2016/08/helping-users-easily-access-content-on.html

2016年8月の総括

2016年8月の順位変動は、8月2日に非常に大きな順位変動が発生しました。これは7月中旬から断続的に発生していた大きな順位変動の一部と推測します。その後は落ち着き、7月下旬ほどの大きな順位変動は発生していません。また断続的に発生した順位変動に関する公式な発表はありませんでした。
検索エンジンの動向では、モバイル検索に関する新機能やアルゴリズム更新などが数多く発表されました。特にインタースティシャルの対策は確実に評価に影響があるため、対象ページは早めの対策を推奨します。

図10
図11
図12
図13
図14
図15

検索エンジン順位変動と動向(2016年7月)
検索エンジン順位変動と動向(2016年6月)
検索エンジン順位変動と動向(2016年5月)

株式会社アイレップについて

アイレップは広告主のマーケティング成果を最大化するデジタルマーケティングエージェンシーです。国内圧倒的ナンバーワンのSEM領域に、データを起点とした新たな広告事業・ソリューション事業を加えることで、「ユーザーへの最適な情報流通により、国内外のクライアント企業の成果を最大化へと導くエージェンシー」の立場を確固たるものにしていきます。

株式会社アイレップ 概要
<社名>株式会社アイレップ
<所在地>東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー7F
<URL>http://www.irep.co.jp/
<代表者>紺野俊介
<設立年月>1997年11月
<資本金>5億5,064万円 (2015年12月末現在)

<事業内容>

  • 広告代理事業
  • ソリューション事業
  • ツール事業
  • その他(デジタルメディア事業等)

記事転載・引用等に関するお問い合わせ先

●株式会社アイレップ
TEL:03-3596-8050 FAX:03-3596-8145
【報道関係お問合せ先】広報担当 E-MAIL: pr@irep.co.jp
【弊社サービス内容に関するお問合せ先】 E-MAIL: contact@irep.co.jp

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