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ホワイトペーパー

Google のWeb検索結果右広告枠廃止、
その影響と企業が取るべき施策

2016年3月24日
株式会社アイレップ

2016年2月20日、Google はPCにおけるWeb検索結果の右側の広告枠を廃止した。今回の主な変更の内容や現在までの影響、今後想定しうる影響や企業の取るべき施策について、当社 執行役員で、第1メディアマネジメント本部を統括する芝野徹也が解説する。

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――今回の変更の概略について教えてください。

Google のPCにおける検索結果画面において、従来は上下枠と右枠がありましたが、その右枠の広告掲載枠が廃止になりました(図1、2参照)。

図1

図1:「転職」で検索した際の広告枠変更例

図2

図2:「ノートパソコン 通販」で検索した際の広告枠変更例

今回の変更を時系列的に述べると、まず2016年2月20日、米Search Engine Landからのリークがあり、当社でも即座に目視確認を行ったところ、全ての環境ではないものの一定の割合で右枠の掲載枠が表示されないことを確認しました。

実際に大部分の変更がかかったのは22日の夜から23日未明にかけてだと思います。新しいルールが適用されるブラウザが一気に増え、ほぼ全てのブラウザが切り替わったと見ています。最初のトリガーは週末でしたが当社では、社長から役員、そして社員まで裏側で一体となってリサーチしましたね(笑)。

なお、商品リスト広告( PLA:Product Listing Ads )や、Hotel Price Ads などのナレッジグラフ内の広告は、引き続き右枠と上部枠にも掲載され、今回の変更の影響は受けていませんが、通常の検索連動型のテキスト広告は例外なく変更が適用されています。

今回の変更については、Google Japan でも変更が行われるだろうということは聞いていて、日本での影響範囲についてのアナウンスやアクションも想定はしていたようです。ただ、先にSearch Engine Landからのリークがあり、また同時に変更も適用されてしまったため、その大きな反響の中でオフィシャルコメントを出すタイミングが難しくなってしまったのだろうと推察しています。現時点でのGoogle Japan からの本件に関しての公式コメントは出ていませんよね。

――第一報に対しての広告主様からの問合せや混乱はありましたか?

クライアント様からの連絡はかなりありましたね。中でも、この変更によってPCでの集客が難しくなるんじゃないかという、不安を伴ったコメントは多く寄せられました。

当社では、まず各アカウントにおいて、上部枠・右枠それぞれの掲載が現在どれだけあり、それぞれにどんな影響が出ているかを調べて情報共有しました。そのリサーチと連携した上で、下記のようなことを検討してお伝えしました。

  • これまで右枠で4位以下だったものは、掲載順位を上げるために入札強化しなければならないのか
  • それとも、別の媒体機能をフル活用することで、集客の効率を維持・改善することが可能なのか
  • 仮に、上位表示を取りにいくために入札を強化するとしたら、どのキーワードから実施すべきか
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