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ホワイトペーパー

検索エンジン順位変動と動向(2014年10月)

2014年11月10日
株式会社アイレップ

2014年10月の検索エンジン順位変動とその動向をまとめました。
順位変動観測指標の説明についてはこちら

図1
図2
図3

※ 移動平均:当日を含む直近10日間の変動幅平均

業界別変動状況

各業界別順位変動状況については下記を参照

人材  旅行  小売/通販  不動産  メーカー  金融

2014年10月 検索エンジン動向

2014年10月7日
■Google 、パンダアップデート4.1を引き続き更新中

検索業界ニュースブログSearch Engine Landによると、Google は2014年10月7日現在もパンダアップデート 4.1を適用している最中であることを明らかにしました。
2014年9月25日(米現地時間)に発表されたパンダアップデート 4.1は、当初10月第1週には更新が完了すると告知されていました。実際、日本国内でも2014年10月6日から一部の検索クエリで検索順位の大きな変動が確認されており、同社の説明通り「コンテンツとして優れていたが評価されづらかった」Webページが検索結果の1ページ目に表示されている例も複数確認できています。
http://www.sem-r.com/google-2010/20141007062015.html
2014年10月7日
■Google 、スマートフォン閲覧が技術的に困難なサイトに警告表示

2014年10月7日、Google は、検索利用者が使用する端末から閲覧できない可能性がある技術が使用されているWebページについて、検索結果画面でその旨の通知を表示することを明らかにしました。

図4

※ 2014年10月7日時点 スマートフォン版Google 検索にて「ゲーム flash」で検索した結果画面

http://www.sem-r.com/google-2010/20141007201008.html

2014年10月7日 確認
■Google 、In-depth articles の出現率が増加、ブランド系クエリで顕著

Google検索結果を定点観測しているMozによると、米Google のWeb検索におけるIn-depth articles の検索結果出現率が増加しているとのことです。
In-depth articles とは、再生医療やiPS細胞、イスラム国、テロ、イラク問題など、複雑かつ広範囲なトピックについて知りたいであろう検索意図に対応するための検索機能です。トピックについて網羅的かつ深く掘り下げて記述した品質の優れたWebページを、発見しやすいように専用の検索枠内にハイライト表示します。米国で2013年8月にリリース後、英国やカナダなど英語圏で順次導入されています。
これまでは主に社会問題や環境問題などの複雑かつ広範囲なトピックで表示されていましたが、企業や製品などのブランド系検索クエリや、生命保険やクレジットカードなど一部の商用検索クエリでもIn-depth articles が表示されるようになりました。
なお日本語版は、2014年10月9日時点でも導入されておらず、導入時期についてもアナウンスはありません。
http://www.sem-r.com/google-2010/20141007185339.html
2014年10月16日
■米Google 、サイトマップページ形式はXMLとRSS/Atomフィードの両方を推奨

2014年10月16日、米Google は「Best practices for XML sitemaps & RSS/Atom feeds」と題する記事を公開し、検索エンジンのクローリングを手助けする役割を持つサイトマップページの作成についてのアドバイスに言及しました。Google はクローラビリティの観点から「XMLサイトマップ」と「RSS/Atomフィード」の両方の形式のファイルを扱うことを推奨しています。
・サイトマップページに含めるURLはGooglebot がクロール許可されているURLのみにすること
・正規化するURLのみを一覧に含めること
http://www.sem-r.com/google-2010/20141017175735.html
2014年10月17日
■Google 、ペンギンアップデートを実施

2014年10月17日(米現地時間)、Google がペンギンアップデート3.0を実施しました。
ペンギンアップデートとは、検索エンジンスパムの排除・撲滅を目的とした検索アルゴリズムの更新です。リンクスパムやコンテンツスパムなど不正に検索順位を操作しようとする試みを自動的に検出して無効にしたり、検索順位を下げるなどの対応が実施されます。
米国の全クエリ中1%未満に対して影響し、併せて今回のリフレッシュでは、以下が実施されるとのことです。
・「前回以前のペンギンアップデートでスパムを発見され」、その後「それらのスパムをきれいにした(対策をおこなった)」サイトの救済
・「今回のリフレッシュで発見されたスパム」があるサイトの評価引き下げ
アップデートは、数週間かけて全世界に対して緩やかにロールアウトされる予定です。なお当社の定点観測では2014年10月16日~18日の間、上位50位以内と100位以内で閾値を超える変動が観測されました。
http://www.sem-r.com/news-2014/20141003061724.html
http://www.sem-r.com/google-2010/20141019085735.html
http://www.sem-r.com/news-2014/20141020102701.html
https://plus.google.com/+PierreFar/posts/NURBpsNpef4
http://www.sem-r.com/seo/20141021063523.html
2014年10月17日
■米Google 、著作権侵害サイト対策(パイレーツアップデート)の更新を予告

2014年10月17日(現地時間)、米Google が著作権侵害サイト対策(通称パイレーツアップデート)の更新を予告しました。10月第4週(19日以降)から実装を開始しました。
パイレーツアップデートとは、有効な著作権に関する削除申請の受理件数が多いサイトの検索順位を下げるアルゴリズムを指します。これは、著作権侵害を日常的におこなっているWebサイトが検索結果の上位に表示されないための措置となります。2012年8月に初実装され今回が2回目の更新となります。今回の更新では特に大手海賊版サイトの順位に目に見える変化があるだろうとのことです。
2014年10月28日現在、「パイレーツアップデート」を受けて、違法サイトの多くが一部の検索クエリで大幅に検索順位を落としたことが確認されました。日本国内でも映画のISOファイルを違法に共有している複数の海賊版サイトが、「iso」や「torrent」などのキーワードと映画タイトルを組み合わせて検索した時の順位が大きく下落していることを確認しました。
http://googlepublicpolicy.blogspot.jp/2014/10/continued-progress-on-fighting-piracy.html
http://www.sem-r.com/news-2014/20141028062310.html
2014年10月24日 確認
■Yahoo!、検索結果にカルーセルのUIを導入

2014年10月24日現在、Yahoo!検索にて一部のキーワードで検索した時に、検索結果をカルーセルのUIで表示することが確認されました。
カルーセルとは一般的にWebサイトのファーストビューに設置され、複数の情報を同一の場所に並べて表示し、左右にスクロールすると情報の切り替えが行えるUIのことを指します。検索結果画面での導入は2013年にGoogle が先行して導入しています。Yahoo!検索では2014年2月にスマートフォン版でカルーセルのテストが実施されていましたが、今回はPC版の検索結果で確認されました。

図5

※ 2014年10月24日時点 Yahoo!検索(http://www.yahoo.co.jp/)にて「札幌 スポット」で検索した結果画面

http://www.sem-r.com/15/20141024161249.html

2014年10月27日
■Google 、CSSやJavaScriptのクロールをブロックしないよう求める

2014年10月27日、Google がWebマスター向けガイドラインの「技術に関するガイドライン」を更新し、Webクローラが正しくサイトを認識するためにCSSやJavaScriptなどのウェブレンダリングに関連するファイルも巡回できるよう配慮することを求めました。
今回のガイドライン更新により、Googlebot (クローラー)が、HTML、CSS、JavaScript、画像などレンダリングに必要なファイルにアクセスできることを推奨するとしています。
また英Google のPierre Far氏はCSSやJavaScriptをrobots.txtなどでクロール禁止することは、検索インデックスを悪化させることにほかならないと指摘し、自然検索順位に悪影響があると発言しています。
http://www.sem-r.com/google-2010/20141028062428.html
2014年10月28日 確認
■Google 、サイトリンクの検索ボックスを拒否可能にするMETAタグを用意

Google がサイトリンクの検索ボックスを非表示にするための機能を用意しました。
サイトリンクの検索ボックスは2014年9月8日ごろに改善され、schema.orgでマークアップすることで、サイト独自の検索結果ページに直接ジャンプできるようになりました。しかし、マークアップしない状態ではサイトリンク検索ボックスで検索するとGoogle の”site:”の検索結果が表示されます。
“site:”の検索結果では、競合の広告が表示されることがあり、自社サイトへ誘導できない可能性がありました。そのためGoogle の検索結果にサイトリンク検索ボックスを拒否するMETAタグが用意されました。以下のタグをトップページに記述することで拒否することが可能です。
<meta name="google" content="nositelinkssearchbox">
http://www.sem-r.com/news-2014/20141028121543.html
2014年10月28日
■W3C勧告としてHTML5を公開

2014年10月28日、World Wide Web Consortium(W3C)はHTMLの第5版である「HTML5」をW3C勧告として公開しました。Google は、HTML4やHTML5のいずれでマークアップしても検索エンジンの評価に違いはないと明言しています。
http://www.w3.org/2014/10/html5-rec.html.ja
2014年10月29日
■米Google 、「モバイルユーザビリティ」レポートを提供開始

2014年10月29日、米Google はWebサイトがスマートフォンユーザーに使いやすい状態になっているか診断する「モバイルユーザビリティ」の提供を開始しました。Googleウェブマスターツール の「検索トラフィック」→「モバイルユーザビリティ」から利用可能です。日本語にも対応しています。
「モバイルユーザビリティ」はスマートフォンユーザーがWebサイトで遭遇するユーザビリティ上の深刻な問題を表示します。同社のJohn Mueller氏は、このレポートに一度目を通して、どのようにその問題を解消できるかを考えることを薦めています。
http://www.sem-r.com/news-2014/20141029230159.html
2014年10月30日 確認
■Yahoo!、検索広告枠の背景色を白に変更

2014年10月30日現在、Yahoo!検索が検索結果画面の検索広告枠(スポンサードサーチ)掲載面の背景色を自然検索の背景と同じ白色に変更したことを確認しました。検索広告枠と自然検索枠を分ける罫線はそのままです。

図6

※ 2014年10月30日時点 Yahoo!検索(http://www.yahoo.co.jp/)にて「リスティング」で検索した結果画面

http://www.sem-r.com/15/20141030234216.html

パンダアップデート4.1の更新が続く中、予告されていたペンギンアップデート3.0やパイレーツアップデートなど、大きな変動が想定されるアルゴリズム更新が立て続けに実施された月でした。実際に弊社観測キーワードにおいては、10月全体を通して変動幅が大きめな状態が続いています。
公式発表のタイミングと大きめな変動幅を記録するタイミングに誤差がありますが、変動したWebサイトや検索キーワードを確認したところ、パンダアップデートやペンギンアップデート前後の変動の一部は各アルゴリズム更新の影響と思われるものも含まれていました。

図7
図8
図9
図10
図11
図12

検索エンジン順位変動と動向(2014年9月)
検索エンジン順位変動と動向(2014年8月)
検索エンジン順位変動と動向(2014年7月)

株式会社アイレップについて

アイレップは広告主のマーケティングを最適化する「デジタルマーケティングエージェンシー」です。デジタル領域における、リスティング広告、運用型ディスプレイ広告、SEO(検索エンジン最適化)、SMO(ソーシャルメディア最適化)、Web 解析、LPO(ランディングページ最適化)まで、多様化する広告手法やデバイスに対応した質の高い専門サービスをワンストップで提供し、企業価値の向上に努めてまいります。

株式会社アイレップ 概要
<社名>株式会社アイレップ
<所在地>東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー7F
<URL>http://www.irep.co.jp/
<代表者>紺野俊介
<設立年月>1997年11月
<資本金>5億5,014万円 (2014年9月末現在)
<事業内容>

記事転載・引用等に関するお問い合わせ先

●株式会社アイレップ
TEL:03-3596-8050 FAX:03-3596-8145
【報道関係お問合せ先】広報担当 小泉 E-MAIL: pr@irep.co.jp
【弊社サービス内容に関するお問合せ先】 E-MAIL: contact@irep.co.jp

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