会社を大きくするということ

先日ライブドア堀江社長の「カンタン!儲かる会社のつくり方」を読みました。

結構たまげたのは 社員30名くらいのころに取締役をしていた彼女や創業メンバー10人と決別しているんですね。「上場する・会社を大きくする」という堀江さんの路線に異を唱えてやめていったらしいんですが、なんでも彼女の父親に出資をうけていて それを買い戻すのに5億!支払ったと。借金し、上場後に多額の創業者利益が入ってきて完済したそうですが・・・なかなか綱渡りというか、修羅場をくぐっているなー、と。自分などはまだまだ苦労が足りない(?)

会社を大きくすると 必ずしも阿吽の呼吸で物事が進まなくなるし、ベクトルが一致しないこともでてきます。経営する立場としてはストレスも多い。こじんまりとやっていた方が 明らかに「楽」です。

ただ自分は胃に穴をあけてでも 会社を大きくする方を選びます。「なぜ?」と聞かれたら、いろいろ理屈で答えることはできますが、登山家が「なぜ山に登るか?」と聞かれて「そこに山があるから」と答えるのと同じレベルかなー。

偉業を成し遂げたいから。

偉大な企業グループを創りたいから。

自分の「偉大」の定義は 事業の社会貢献度だとか 顧客満足度、社員の自己実現度などいろいろあるんですが、やっぱりある程度以上の規模でそうしたことを実現してなんぼだと思うんです。
だから難しいし しんどいことも多いけど 自分はやはり会社を大きくしていきながら 様々なファクターで高みを目指し、明確な存在意義を勝ち得たい。

来期でどこまで拡大できるかが勝負、です。